都生研 5・6支部研修会
「昆虫の生態系での役割〜ミツバチの行動を通して考える」
日時/平成23年11月26日(土) 14:30〜17:00
場所/都立墨田川高校 生物室
見学・屋上で飼育するミツバチ 14:30〜15:00
講演会 15:00〜16:30
研究協議 16:30〜17:00 (このあと教材配布)
講師/大谷 剛(兵庫県立大学大学院環境人間学研究科 教授)
内容/
都立墨田川高校では、平成22年より、学校の屋上でニホンミツバチの飼育をしています。これは、墨田百花蜜プロジェクト(カワチキララ代表)という高校での養蜂を通じて身近な自然を見直す活動を始めた団体があり、そこから墨田川高校へ要請があったものです。生物部が猛暑を乗り切ったことに自信をつけ、都心の高校でニホンミツバチを飼育するモデルケースとなるべく、独立行政法人科学技術振興機構の科学部応援プロジェクトに応募して、3年間の予算を得たものです。
この度、墨田川高校では、兵庫県立大学の大谷剛先生をお招きして、生徒対象の講演会「ミツバチを中心に昆虫の生態系での役割」を実施することになりました。大谷先生は、ミツバチの行動、とくに最近は収穫ダンスのコミュニケーション性に疑問をもち、その進化の過程を想定しながら尻振りダンスの実態を探っておられます。昆虫類の擬態や保護色、昆虫類の夜間飛翔行動など昆虫の行動全般についても研究されています。大谷先生のお話は、私ども生物の教員にとっても、なかなか聞くことのできない貴重なものと考え、生徒向けの講演会に一緒に参加させていただくことにしました。
高校生物では、「動物の行動」で、ミツバチの8の字ダンスが扱われてきました。今回の講演を通して、家畜化されたセイヨウミツバチと野生種であるニホンミツバチの違い、昆虫の行動面から生態系での昆虫の役割を理解し、新学習指導要領下での「生物基礎」「生物」の学習につなげていくことができれば、と考えています。
終了後、講師の方を囲んで、短時間で懇親会を予定しています。お時間の許す方はぜひご参加ください。
案内/
早崎博之(都立江北高校,第5支部長)
矢島憲行(都立科学技術高校,第6支部長)
八木正徳(都立墨田川高校,会場)